注目の郵政3社上場。今後はどうなるのか?

   

こんにちは、ゴルゴ31です。

早くも11月です。

11月に入りいきなり、株価は安かったですね。

ただし、ナイトセッションや海外で随分戻したみたいで先安観は払拭されています。今のところは。

それと、来月はメジャーSQ月ですね。

メジャーSQとは、先物とオプションの両方の精算のことですよ。

オプションは毎月精算があるんですが、先物は3,6,9,12の3ヶ月に1度の精算です。

そして、第二週の金曜日の寄付き値

これが清算値ですよ。

メジャーSQが近づくと結構、相場も波乱の展開が起こりやすいですからね。

前回のメジャーSQは前月から波乱が起こっています。

そうです。8月の急落ですよね。

今回はどうなるか?ですが…ぶっちゃけ、分かりません。

口座がある人は一発狙いでオプションでも仕込んでおきましょう。

あ、株価は下とばかりは限りませんからね。

12月はドレッシング(お化粧)買いも入りやすいですからね。

今日はですねぇ、上場を控えた郵政3社について書いてみますね。

当然、マーケットの注目になりますしね。

まぁ、ボク的にはハッキリ言ってノーマークだったんですけどね。

なので、売り出しの抽選に申込みもしてないわけです。

けど、年内~来年の春くらいまではどうみてもマーケットにとって重要な要素になりますよね。

ノーマークだった自分のほうが間違いなわけです。

自分の勉強にもなりますしね。

じゃあ、今日の「mission from God」は郵政3社の株の見通しについて書くことです。

まず、郵政3社についておさらいです。

・日本郵政(証券コード:6178)

・ゆうちょ銀行(7182)

・かんぽ生命保険(7181)

上記、郵政3社で11月4日に東証一部に上場することになっていますね。

これを書いているのが、11月3日なんで明日ということになりますね。

そして、売り出し価格と売り出し株数ですが

・日本郵政 1400円 3億9600万株

・ゆうちょ銀行 1450円 約3億3300万株

・かんぽ生命保険 2200円 5280万株

と、こうなります。

株数はこれ国内の一般投資家向けの数なんで、海外市場で機関投資家用にやはり別口で売り出しが有ります。

調達資金が3社合計で1兆4000億円という大型上場ですね。

これ、3社合計で1兆円超なんですが、同じ上場日ということで1社と見てもいいくらいじゃないですか?

ちなみに民間も含めて過去に単独で1兆円を超えたケースが2回のみ。

NTTNTTdocomoですわ。

この2つはどちらも上場に成功していますね。

この3社はどうなるか?

とりあえず、個別に見てみましょうか。

じゃあ、

日本郵政

から行ってみましょうか。

旧郵政には今回上場する

・ゆうちょ銀行

・かんぽ生命保険

とそれに加えて、未上場の

・日本郵便

の3社があります。

その3社の株を保有するのが今回上場する日本郵政というわけです。

早い話が、ホールディングカンパニーというわけですね。

あ、加えて「かんぽの宿」(メルパルクも含む)の損益もここに計上されてるかな?

とりあえず、かんぽの宿は赤字ですね。

あ、今年の8月末で一気に9ヶ所をクローズしてますね。

不採算のところはどんどん切っていくんでしょうね。

おっと、日本郵政の決算書をよく見ていると、なんで医療関係費用が…

そうか、逓信病院か。

いや~、子供の頃に何度かお世話になりました。

何を隠そう、ボクの父親は通信関係の木端役人でした。

なるほど、逓信病院は日本郵政の傘下なんですね。

いかんいかん、初めて知りました。

皆さんご存知でした?

かんぽの宿と逓信病院…

ところが、逓信病院のほうがかんぽの宿より赤字幅が大きいですね。

かんぽの宿の赤字幅が3~40億円に対して逓信病院は100億円くらいの赤字ですからね。

そして、どうやらここも売却していくようですね。

結果、かんぽの宿と逓信病院を黒字化させると130億円くらい利益が増えます。

いいか悪いかは?ですが、業績の足を引っ張っていたのは間違いないですね。

よし、元証券マンらしくもうちょっと数字を見てみましょう。

EPSは85.2円ですねぇ。

EPSとは一株利益のことですよ。

EPSやPERは↓↓でおさらいしてくださいね。

10秒で株価を見極める2つのポイント

予想PER 15.8倍

逆算したらわかるんで、後の銘柄はEPSは省いていきますよ。

予想PBR  0.40倍

予想配当利回り 1.70%

株価を図る数字としては、こんなもんです。

3社まとめて感想は後で書きます。

次、行きますよ。

ゆうちょ銀行

一言で言うと巨大銀行ですわ。

貯金残高は日本一。

ちなみに、こんな感じです。

ゆうちょ銀行総資産 208兆円

貯金残高 178兆円

メガバンクトップの東京三菱UFJ銀行が2014年末の総預金残高で153兆円なんで、それよりも大きいということになります。

あ、皆さん 「預金」と「貯金」の違いは分かりますよね?

郵便局でするのが「貯金」、銀行でするのが「預金」ですよ。

はい、脱線しました。ゆうちょ銀行の話に戻ります。

純資産11.6兆円

経常利益 5694億円

経常利益も巨額ですね。

ただし、実はこの水準だとメガバンクのほうがはるかに多いんですよ。

やはり、トップの東京三菱UFJ銀行で最終利益1兆円くらい行ってます。連結ですが。

指標を見ましょう。

予想PER 16.4倍

予想PBR 0.45倍

配当利回り 1.79%

予想PERと配当利回りは少し見劣りします。

メガバンクはPERは10倍前後ですからね。

配当利回りもですね。

三井住友で3%超、その他メガバンクも2~3%はあるんですが、恐らく配当は引き上げてくるものと思われます。

次は

かんぽ生命保険

内容はというと…

総資産 84.9兆円

(日本生命 62.3兆円)

純資産 1.9兆円

(日本生命 16.4兆円)

経常利益 4931億円

(日本生命 6072億円)

ざっくり、日生と比較するとこんな感じです。

死亡保障額の制限があったりするため、民間生保より効率が悪いんでしょうか?

総資産の割には若干見劣りしますね。

で、指標はどうかというと…

予想PER 15.4倍

予想PBR 0.65倍

配当利回り 2.60%

こんな感じです。

生保で唯一の上場会社である第一生命は

PER 15.4倍

PBR 0.71倍

配当利回り 1.67%

なんで、かんぽ生命保険は悪く無いっすね。

で、結局どうなんか?

なんですが、

個人的意見としては

3社共通なんですが、

やっぱり面白くない株だなぁ、と。

(当たった人、ゴメンナサイ

面白くない理由

・将来の成長性に疑問

・直近決算が減益である→結構な減益幅ですよ

・旧特定郵便局長とか言う既得権益の存在はどうなる?

・PBRは割安だが、それ以外は特に割安感はない

・業務全体がオワコンばかり

官営のなごりからそう簡単に決別できるとは思えない

・民間に比べて非効率過ぎる

まぁ、こんなところですかね。

日本が北朝鮮並みの金融鎖国をやっていて、金融サービスに関しては世界の3流国なのは脈々と受け継がれている「郵便局」神話みたいな存在が大きいと思いますよ。

18年も積立をしたにもかかわらず元本割れしているような学資保険に疑いもせずに喜々として預けていますからね。

それと事前の東証が若干の地合いの悪化ですね。

万が一にも初値割れたら、これは大変です。

恐らくこの手の株を買う人はロスカットしないでしょうからね。

つまり、売り出し価格のところが巨大なシコリになってしまうんですね。

ただ、逆にロスカットしないということは売り出し価格から大きく下がることは無いということなんですけどね。

こんだけの大型上場ですから、これは相当厳しいですよ。

しかも、3次放出までして資金調達していきますからね。

つまり、同様に郵政関連株があと2回も出てくるというわけです。

これをこなすのはメチャ大変だと思いますよ。

ただ、政府もそれくらいのことはよく分かっていて、今回はちょー異例なんですが、幹事証券11社ですよ。11社。

普通は1~3社が幹事ですよ。

これ、政府は絶対に失敗できないんですよ。

後の2次放出、3次放出への影響もありますからね。

2015年9月10日にはこんなやり取りが国会でも有りましたしね。

 麻生太郎財務・金融相は10日の参院財政金融委員会で、日本郵政グループの3社の株式上場について「(売り出し価格は)現時点の企業価値をふまえて設定する」としながらも、政府は最終的な売却益のうち4兆円を東日本大震災の復興財源にあてることを決めており「(株式売却により、合計で)4兆円だけは断固獲得していかなければならないと思っている」と語った。無所属クラブの中西健治氏の質問に答弁した。

出典:日経QUICKニュース 2015・9・15

そうです、

復興財源のため失敗できない

んですよ。

なので、危なくなったら日銀や年金の全力援護砲が来るんじゃないですか?

だから、上記に面白くない株とボロカスに書いたんですが、(当選した人重ねてゴメンナサイ)自分なら

上場後にあえて狙うならこれ

はですね。。。。

かんぽ生命保険

ですよ。理由は需給配当利回りです。

ほかの2社のIPO当選口数がそれぞれ400万口を上回っているのに対して、ここは

66万口しかない

ということです。6分の1~7分の1の株数ですよ。

配当利回りはおまけ的ですね。

ただ、あくまでも押し目狙いですよ。上値は追えませんから。

というか、政府系の大型上場株は初値をつけた後は1~3ヶ月くらいの間は、下落する傾向にありますからね。

初値から少し上がったら空売りしてもいいかも知れません。

最後に…

郵政3社で割高になった株を売って割安の株を買う

3社間のアービトラージ狙い

も十分ありですよ。

という訳で今日はこれで「mission complete」

あばよ!←「男はつらいよ」の寅さんが好きなんで今日から「あばよ」を使わせて下さい。

追伸

↓FBなどSNSでシェア頂ければ、とっても嬉しいっす。

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