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GPIF | 賢く築く自分年金構築の秘訣

GPIF

      2017/09/12


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こんにちは。

GPIF(ジー・ピー・アイ・エフ)

皆さんはご存じですか?

最近、よくニュースや新聞で目にする言葉です。

年金積立金管理運用独立行政法人」の略称です。

要はマーケット用語において、以前から良く使われていた「年金資金」とか「年金マネー」を独立行政法人化にともないより「おしゃれな」言い方にした感じ??ですかね。

名前はアルファベットに変わりましたが、旧来からある「公的年金資金」という考え方でまずはOKでしょう。

実態はと言いますと…

運用資産は約130兆円で世界最大級。

最大級と書きましたが同じく年金基金のノルウェー政府の年金基金の資産総額の2倍以上なんで、それはもうぶっちぎりの「ダントツ」でGPIFが世界一です。
独立行政法人化は2006年のことなんで随分前のことなんですけどね。

では、なぜ最近「GPIF」という言葉を目にするかというと運用資産(ポートフォリオ)の比率見直しをやるからだそうです。

国内債券の比率を減らして国内株式の運用比率を上げるということです。

アベノミクスの第3の矢「成長戦略」の一環らしいのですが、「はぁ?」という感じがしないでもないですが、ここではそのことを論じても仕方がないのでやめます。

むしろ、金融政策の一環と言えなくもないでしょう。

金融政策といえば聞こえがいいのですが、年金という公的資金で国内の株を買い支えるということですね。

アベノミクスによりボトムからは大きく上昇したとはいえ、バブル期の高値水準からはまだまだ下ですからね。

国内株式の運用比率を以前12%程度→25%くらいまで上げるようです。その影響により同国内債券比率60%→35%です。

お気づきかと思いますが、増やす量と減らす量が一致しません。

外国株や外国債券へ投資することになります。

この話題はいずれしたいと思います。

元に戻します。

国内株は増やすとアナウンスしただけで、急騰しました。

では国内債券もこれだけ減らせば、債券マーケットにマイナスのインパクトがあるんじゃないかと思ってしまいますね。

国債の発行残高が問題になって久しいのに引受の方は大丈夫でしょうか?

日銀が消化するから大丈夫とか?

そうですね。

現在、日銀は毎年80兆円という膨大な額の国債を買入しています。

ですので、今のところはGPIFの組入比率を減らしても無事消化できています。

今、国債マーケットはその不安が杞憂であるような堅調ぶりですが、ある日突然崩落するような気がしてなりません。

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Xデーは起きるのか?起きるとすればいつになるのでしょうか?

国債マーケットを引き続き注目していきましょう。

それでは。

 - 金利