崩壊はある日突然やってくる

      2015/12/13

こんにちは、ゴルゴ31です

いきなりですが、株価が下げましたね。

自分としては意外だったんですが、日銀の行動がマーケットにインパクトを与えたようです。

日本は今、日銀が大量に国債を買って意図的に金利を低くしています。

簡単に言うと、日銀が大量にお札を刷って政府にお金を供給しています。

実はこれがアベノミクス「第一の矢」というやつです。

大量にお金を刷って、無理やりインフレに持っていく。

そして第二、第三の矢とともに経済を活性化し税収を上げる、こんなシナリオです。

しかし、少しおかしな兆候が出始めました。

 (ブルームバーグ):債券相場は大幅安。長期金利は一時0.365%まで急騰した。10年利付国債入札が市場予想を大幅に下回る低調な結果だったことを受けて需給悪化懸念が強まり、売りが膨らんだ。

3日の長期国債先物市場で、中心限月の3月物は前日比7銭高の148円08銭で開始。しばらく148円を挟んで上下に振れた後、徐々に下落基調を強めた。午後零時45分の入札結果発表後に水準を大きく切り下げ、一時は78銭安まで急落。結局63銭安の147円38銭で取引を終えた。

パインブリッジ・インベ ストメンツ債券運用部の松川忠部長は、「10年債の入札はだいたい無難に終わることが多いので、ここまで崩れるというのは、前月の20年債入札で始まった流れがまだ続いている」と指摘。5日には30年債の入札を控えているが、「より難しい状況になってしまうので、非常に警戒感が高まる可能性がある」と言う。 

日本相互証券によると、現物債市場で長期金利 の指標となる新発10年物国債の337回債利回りは、前日午後3時時点の参照値と同じ0.285%で開始。いったん0.5ベーシスポイント(bp)低い0.28%に下げた後、水準を切り上げ、午後に入ると一時0.365%と、昨年12月18日以来の高水準を付けた。その後は0.36%で推移している。

 今は恐らく一時的なことだろうとは思うんですが、国債価格が下がる→長期金利上昇する、というわずかな兆候です。

長期金利の上昇はメリットとデメリットがありますが、この場合デメリットのほうがはるかに大きいでしょうね。

もしも、長期金利が急騰したらどうなるのか? 簡単に予測してみましょう。

まず、影響をうけるのは企業ですね。

企業だから関係ないですか?

No,No ボーナスなんかに直結しますね。

他にも賃金や雇用そのものに影響をおよぼす場合があるでしょう。

次に住宅ローンですね。

変動型の人は大変ですよ。

例えば住宅ローンの残債が3000万円で残存期間が3000万円の場合、3%の金利上昇は約1631万円の支払総額の増加になります。

同じく5%なら約3000万円の支払総額の増加。

住宅ローンの変動金利ものというのはお客さんが気づかない「トラップ」がいくつか仕込んであって、気がついたらとんでもないことになっているという商品です。

日本版サブプライムローンのようなものです。

個人的にはリスク説明がきちんとされているのか甚だ疑問に思います。

住宅ローンは近いうちにきっちり書きたいと思います。

変動ローンで組んでいるのにこの仕組みを知らない人がほとんどですから。

企業、住宅ローンの次は年金です。

一見、金利の上昇は年金にはプラスに見えます。

でも実は今、日本の年金の資産の多くは既に国債を買い入れることで運用されています。

金利の上昇→国債の値下がり→年金積立金の減少 となりますね。

株価が下がり年金の資産が減るように金利の上昇で年金の資産が減ることになります。

年金資産は遠くない将来、そこをつくと言われていますが、より早まると思います。

次は円安ですね。

物価は確実に上がります。

牛丼800円、ガソリン価格250円以上、なんていう日がくるかもしれません。

  最後に税金ですね。

国債の利払いが増えるということは、増税しないといけません。

1000兆円を超える国債の発行残高です。

たった1%の金利上昇で4%程度の消費増税分の税収に匹敵します。

ちょっと考えただけで、このように金利の上昇はより暗澹たる未来にさせます。

そういう兆候が少しずつ現れています。

普通はこれに気が付かずにある日突然、目の前に現れます。

将来を悲観しても仕方がないのですが、自分ができることはやりましょう。

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