HSBC香港口座開設最新情報
2015/06/11
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こんにちは、ゴルゴ31です。
香港で金融ブローカー業務を終えて日本に帰ってきました。
今回は今までと大きな変化が1つありました。
早めにこの事実を認識してもらうためにここに書き込みをします。
それは…銀行口座に関してです。
オフショア金融の初歩の初歩、あるいは海外投資のポータル(入口)的な役割としてHSBC香港で口座開設というのがあるのですが、今回2015年の1月からは随分と口座開設のハードルが上がった印象を受けています。
まず、昨年12月くらいから尖沙咀(チムサーチョイ)をはじめとする九龍地区のHSBCの支店は日本国内在住日本人が業者を通しての口座開設はほぼ不可能になってます。
それならと 香港島内のあるHSBCに行ったんですが、開設業者さんの同席すら禁止の状況です。
つまり、クライアントが単独でHSBCの質問に答えて、口座開設の手続きを進めないと行けない状況になっていました。
ややこしいので整理します。あくまでも邦人へのHSBC香港の対応です。
・九龍地区など中国大陸側→開設不可
・香港島内→開設は可能ですが通訳の同席は不可
今回のクライアントに50代の男性がいたんですが、HSBC行員の質問する英語がちんぷんかんぷんでギブアップです。
幸いにもその男性の奥様がすこ~し英語を理解できたので事なきを得たのですが、これはずいぶん難しくなったなぁと思いました。
ちょっと前までは開設業者の通訳の方と日本からのクライアント数組、そしてHSBCの行員がブースに入って和気あいあいと口座を開設していたんですが…
随分な変わり様に正直驚きました。
旧正月の前あたりにはこういう状況がちょくちょく起こるようなので、一過性の状況ならいいのですが、なんともわかりません。
そしてまた今回、口座開設が難しくなった理由も日本の税務当局からの要請からなのか、単に口座開設をしたのはいいけど凍結をされるなど日本人のトラブルの多さにHSBC側がしびれを切らしての対処なのかよく分かりません。
せっかく、魅力あふれるアジアの金融センター香港の金融商品に投資をしに現地まで行ったのに、ポータル(入口)であるHSBC口座を開設できずに肩を落として帰国するという人が今後多く出る可能性もあります。
いずれにしても、世界的にオフショア投資に関しては一方的にどんどん厳しくなっていき、今後それが緩和されることは無いかもしれません。
HSBC香港の口座をはじめ、「そういうもの」を必要とする人にとって残された時間は思ったよりも多くないかもしれません。
後悔をしないように自分ができることからやっていくい事をおすすめします。
それでは。